パパお休みどこ行く?

5歳の息子を持つ父親。一人っ子の息子と一緒になって遊んで、学んで、パパとしても子供と共に成長中です!

キッズ自転車のセッティングのポイント

息子と一緒に近所の交通公園に行った時、管理人のおじさんにアドバイスを受けた子供用自転車のセッティングのポイントについてお話しします。

おじさんに言われたのは以下の3点です。

◼️補助輪は最低限のガタを確保する
◼️サドルの高さは漕ぎやすい位置に合わせる
◼️ブレーキレバーは小さい子どもの手でも握りやすくする

ストライダー(オレンジ色)からの乗り換えで、ペダル付き12インチ(黒色)が今乗っている自転車です
12インチ自転車



◼️補助輪は最低限のガタを確保する

補助輪を取り付ける際は、車輪がピッタリ地面に接地するように取り付けるのではなく、車輪と地面の間に指が1本入る位の隙間(これをガタと言う)が出来るくらいで取り付ける必要があります。
補助輪ガタ
自転車が左に傾き、指1本分(1.5cm位)の隙間があります。

理由としては、例えば、補助輪で、小石や小枝を踏んでしまった。段差をのあるところを通るもといった時に、この隙間が無いと自転車が転倒しやすくなるという危険が生じます。
この隙間(ガタ)は、障害物の衝撃を和らげる役目をしているのです。

ガタを確保しているからといっても、補助輪付きの自転車でスピードを出してカーブを曲がろうとすると、遠心力で結構すぐに外側に転倒するので注意が必要です。



◼️サドルの高さは漕ぎやすい位置に合わせる

サドルの高さを決める際、なんとなく足が地面に着く高さにしがちですが、極論、補助輪付きのうちは、足が地面に着かなくてもいいです。ペダルを漕ぎやすいよう高めの位置にしてください。
これは、大人もそうなのですが、膝の角度が深く曲がり過ぎる状態だと、こぎ出す時にすごく力が必要になります。特に補助輪の場合、大人のように勢いをつきてから、跨がるというわけには行かないのでスピードにのるまで一苦労です。乗り降りは最悪大人が手伝ってあげられるので、まずは、ペダルが漕ぎやすい高さにあわせてあげてください。



◼️ブレーキレバーは小さい子どもの手でも握りやすくする

ここも、意外と考えが及ばなかったのですが、小さい子供の手では、ブレーキレバーに指が届きずらいですし、届いたとしても、指が伸びきった状態からレバーを引くには、なかなかの力が必要になります。なので、ブレーキレバーも子供が握りやすいところに調整してやる必要があります。
↓ここのレバーの幅を
ブレーキレバーセッティング
↓子供の手にあわせて狭くしてやります
ブレーキレバーセッティング

ブレーキレバーの調整方法

<前輪>
この部分を6角レンチで緩めて、レバーを丁度いいところに持っていき、後はワイヤーを引っ張ってピンと張った状態で6角レンチで締め付け直します。
ブレーキワイヤーセッティング

<後輪>
基本、前輪と同様なのですが、家の自転車は、後輪がドラム式のブレーキなので前輪に比べるとちょっと苦労しました。


買ったお店の店員さんが、慣れた人ならこの事も、加味して調整してくれるのでしょうが、あまり慣れていなかったり、ネットで購入したものだと、この辺りも自分で調整してやる必要があります。ただ、自分でやる自信がない場合、近所の自転車屋さんでも対応してくれると思うので相談してみてください。


いずれにせよ、子供自身が納得のいく乗りやすい、セッティングがあると思いますので、子供に試してもらいながら、なるべく、ストレスなく安全に乗れるセッティングを見つけてやってください。
多少手はかかりますが、結果、補助無しで乗れるようなる近道だと思います。